インフォームドコンセントって何?

インフォームドコンセント

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納得して同意すること

自律尊重の原則

自律尊重の原則は患者の自己決定権の根底です。
患者の最終的な決定の条件として自律は単に権利で有るだけでなく責任でも有ります。
患者は責任ある決定を行う為、自律的と言えます。
インフォームドコンセント以前は診療方針を決めるのは全て医師が決めていました。
医師からの病状説明はなく、医師が診療の免責を求めるための医療行為を受ける事への同意でした。
何千年と続いてきた医療方針はどう意味含めて医師が決めるから患者が決めて同意するへの大転換でした。
アメリカでインフォームドコンセントが確立されたのも、診療開始に同意するのは医師というねじれ現象が有りました。
その中で患者の権利主張が高まりました。
医療は患者との協同作業です。診療方針の決定までが患者の権利であり、医療業務は医師の権利です。

理解度を確かめつつ話を進めていく

死亡や重篤な合併症の危険について患者に説明すると同意しなくなる可能性が有ります。
詳しい説明は控えるべきという意見が有りますが、患者を放り出す医療です。
不安や恐れに適切に向かい合う説明をすれば、患者はむしろ理解を深める事が出来ます。
患者がどれだけ理解したか確認しながら進める事が大事です。
患者には専門知識は少なく詳しく説明されても覚えていません。
人間の脳には有る程度の予備知識がないといくら詳しい説明をされても記憶には残りません。
医師が工夫する必要が有ります。
患者が理解出来ている自覚症状などについてその背景などの説明から始める事が重要です。
理解度を確かめつつ話を進めていく事が理想です。
患者の納得出来るところまでじっくり説明できるかがポイントです。
それまでの説明に納得して満足していれば必要とする説明は十分です。


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